「本を読むってオモシロイ!読書感想文教室」

7月21日・8月23日の2日間に「本を読むってオモシロイ!読書感想文教室」を開催しました。
ついあらすじで原稿用紙を埋めたくなる、そんな夏休みの重荷にならないよう、読書感想文に対しての意識を変えてくれる講座となりました。

講師はジャーナリストの平出義明さんです。
「つたえる つたわるということ」ボールを使ってのワーク、相手が受け止めやすいように自分の言葉を選ぶ、また相手もそれを理解する、言葉のキャッチボール。そして、大人も子どもも目からウロコ!読書感想文とは自分の事を書くんですね!

そして二日目は実際に感想文を書く作業に必要な「柱」について。家(感想文を書くこと)は、どんな風に建てる?土台(本を読む、感想メモカードを作る)に柱(大事な言葉や文を書き出す、印をつける)を立て、屋根と壁(柱に言葉を付け足していく、感想文にしていく)をつける。

全体の講義の後、時間の許す限り残って書き上げた皆さん、本当に頑張りましたね!

「宿題お助け隊・結成!」

7月24日~28日は「宿題お助け隊・結成!」週間でした。
初めての試みで、合計5日間、学校の宿題や通信教材等、思い思いの勉強に取り組みました。
1年生から6年生まで、途中15分の休み時間には外遊びも。また後半開始には迷路にチャレンジ!「超ムズイやつがいい!」とたくさんの声。楽しく頭の体操をしました。

猛暑の中の往復は大変だったと思いますが、誘惑の多い自宅と違い、しっかり宿題を終わらせた子、お友達とのお喋りが楽しくて時間が過ぎた子、スタッフに苦手な算数や漢字を教えてもらった子、と良い夏休みのスタートになったのではないでしょうか??

「木材で遊ぼう!自由工作教室」

7月25日は「木材で遊ぼう!自由工作教室」を行いました。
いつも好評の工作教室。今回も東京土建さんのご協力で、目の前に種々の木片の山が広がりました。
職人さんも、設計士・ユンボの達人・水回りのプロ・大工さん・事務方皆さん、と様々。
アドバイスを受けながら、ひたすら釘を打ち込んだ作品、初めてのノコギリやとんかちで箱やロボットや車など個性豊かな作品がたくさんできました。
低学年・高学年共に時間ぎりぎりまで格闘しました。
10月の土建まつりも、皆さん楽しんでくださいね!

すぎなみサイエンスLabo2023 第2回・杉並いきもの紙クラフト

すぎなみサイエンスLabo2023第2回は、荻本央先生による「杉並いきもの紙クラフト」です。杉並区にいる身近な生き物をよく観察する事、そして私達の周りの景色とのつながりについて考えてみます。


まずは「杉並で見たことのある生き物の名前を挙げてみよう!!」1番多かったグループは19個!2分間で良く挙がりました!では、それは具体的にどこで?何をしていた?と、先生はただ見るだけでなく、その周りの環境と生き物の暮らしや生態をつなげて考えるヒントをくれます。そして「けしき」のクラフト。杉並区内の公園や住宅街、駐車場や畑など、区内の様々な風景をイラストにしてあります。それを組み合わせて、では、どんなところにどんな生き物がいるのか、蝶を例に考えてみよう。そこで作る蝶のクラフト。アゲハにアオスジアゲハ、カラスアゲハ、ゴマダラチョウ。蝶の羽は4枚からなっていて、下の羽から重ねていくと綺麗に仕上がります。表と裏で色や模様が違うね!まるで紙には思えない、綺麗な蝶の誕生です。
次は、鳥です。例えばセキレイはどこで見かける?スズメは?杉並区でも見る事ができるコゲラのクラフトを作ってみよう!お土産にもらったシジュウカラとスズメはお家で作ってね。


それぞれがいる景色が違うのは、その中に何か大事なものがあるから。みんながどういう景色をえらぶかでどんな生き物がいるかわかる。生き物を見かけたら、まず周りも見て、何でここにいるのかも考えてみてください。いつもの景色をもっと楽しんでみよう!夏休み、どんな生き物に出会えるかな??

中学生ボランティア

先日のかしの木キッズに、近隣中学校から職業体験の一環で中学生がキッズの見守りのボランティアをしてくれました。

来てくれた中学生は全員この小学校の卒業生です。中には小学生の頃にかしの木キッズに所属してくれていた子もいます。その頃を知っているボランティアスタッフもいるので、なんと感慨深いこと・・・。背が伸びたし、しっかりしてきたし、成長してるねー!来てくれて本当に嬉しいです。

キッズの子どもたちも同じく大喜びです。中学生だと歳も近いし、たくさん遊んでくれるし、なにより体力があって、鬼ごっこしても疲れない!(←ここがすごすぎる!ずっと走ってる!大人スタッフは絶対むり~)全学年が校庭にいて、学年を超えて鬼ごっこをする光景は普段なかなか見れません。キッズの子どもたちはいつにも増して大はしゃぎで笑顔も多く、刺激の多い時間だったと思います。

中学生の皆さん、お疲れ様でした。優しくお相手してくれて、たくさん走ってくれて、本当にありがとう。またいつでも遊びに来てね!

ラジオ ボラン・て

NPO法人サイン理事長の小山内が杉並区の「ラジオ ボラン・て」にインタビューを受けました。「飛び込んじゃえ」の一言が印象的な、かつNPO法人サインの立上げ当初からの変わらない熱い想いが詰まった内容となっています。もしよろしかったら是非お聞きください!!

すぎなみサイエンスLabo2023 第1回・鳥っ!

いよいよ今年度の「すぎなみサイエンスLabo2023」が始まりました。今回も200名を超えるたくさんのご応募を頂きました。ありがとうございました。残念ながら落選となられた方、また次回10月、ぜひご応募お待ちしております。

さて、1回目は「鳥の世界へようこそ!!鳥のヒミツ教えます」です。まずはみんなでカラスになってみよう!あっという間にあちこちにハシブトガラスが出現し、鳴き声の大合唱。場が和んだところに、鳥への愛情が溢れ出る岡安先生の流れるようなトークで、次々と鳥のヒミツを教えて頂きます。羽の色は色素構造が壊れなければ何年たっても綺麗なままなんです!キジの羽根(青色)がみんなに配布されました。お家のハンマーでガンガン叩いてみてください。色が消えますので試してみましょう。えぇぇ~やだ~もったいない!

そして、今回の目玉はシマフクロウの巣箱。20キロほどある実物を、先生が台車で運んできてくれました。中には・・小さな雛がいます。巣箱も大きいけど、実物大の写真も大きい!各自配布された3枚のパーツを上手に張り合わせて、実物大のシマフクロウと自分の背と比べてみよう。

次は、実物と色や羽の数が同じスズメやシジュウカラの工作。目に命をいれて(目に●を描く)、指を動かすと鳥が羽ばたいてくれました。先生が、人間の身勝手な乱獲や環境破壊で絶滅寸前までいった種類の再生が、どれだけ難しいことかお話しくださいました。例えば先ほどのスズメ。むかし中国では、稲作のお米を食べてしまうため大々的に駆除したことがありました。その後、たくさんの害虫が発生して作物は大被害。このことから、スズメは害虫もたくさん食べていた事に気づいたのです。鳥と人の深い関係があったのですね。

休憩時間には、みんなで先生の周りを囲んで、次々出てくる羽根や剥製をそっと触ったり、巣箱を身近で観察したり。その後、元気に手を挙げてみんなの質問タイム。最後の質問「鳥の魅力って何ですか?」キターッ!!恐竜から鳥に進化した話など、ずっと聞いていられそうな魅力の数々でしたが、そこで修了証配布の時間になりました。今年度の試みとして、保護者の方にも、最後に先生から今回の内容を説明頂き、様子をご覧頂きました。いかがだったでしょうか?これからは、道端に落ちている鳥の羽根を拾っても、寛容な気持ちで子ども達の興味を見守って頂ければ幸いです。

すぎなみサインエスLabo「野菜のたねの図鑑をつくろう」

2月19日の「すぎなみサイエンスLabo2022」は最終回でした!あっという間の一年間、色々な「○○が好き!」なお友達が集まってくれましたが、集大成の10回目は「野菜大好き」な皆さんでした。

まずは、田中先生から「いつも食べている野菜の名前を挙げて、分類してみて」との号令に、「はい!キャベツ!」身近ですね~。と、出てくるでてくる!「すいか!いちご!」えっ?果物?いやいや野菜ですね。一番多かったチームは3分間でなんと31種類の野菜の名前を挙げることができました。

先生の答え合わせの後、いよいよ種子植物の種子について学んでいきます。種子植物は、どんな一生を過ごすのか、とても分かりやすい図を前に子ども達の目も真剣です。では、子孫を残すためどんな作戦があるのか。ミニトマトを使って、種の観察です。「わ、トマト嫌い・・」「これ見てるとおなかすいてきた!食べていい?」いやいや我慢しようか、とスタッフ。気づきもたくさん!先生が配ってくれたワークシートも字で埋まっていきます。じゃあ、周りのゼリーがあるのとないのでは、発芽に差があるのかな?先生が用意してくださった発芽の様子、12日間の違いを見るため、毎日種を準備して枯らさないようにして、これをゼリーの有るなしで10箱ずつ用意。先生、枯らさないように12日間は長かったですね・・・自分たちの子孫をより多く残すために、トマトがとった作戦には、①たねを衝撃から守る構造、②環境が整うまで発芽しない、③たねを運んでもらう、と3つあることをお話しくださいます。

そして、色々な野菜の種を使用して図鑑を作ります。まずはルーペで種の観察をして、先生が用意したとてもかわいい台紙に貼っていきます。「ブロッコリーとキャベツの種は見分けがつきにくいから、気をつけて!」本当にまるで同じ、でもよく見るともちろん違って、双眼実体顕微鏡でもその違いを確認します。ルーペの使い方は意外と難しく、みんな顔がテーブルにつくくらい一生懸命!図鑑にボンドでつけるのも、一粒ずつ載せていく子、ササっときれいに貼っていく子と、それぞれ趣の違う図鑑ができあがりました。お土産のゴマと豆苗の種、みんなのお家で大きな苗になるかな?

すぎなみサイエンスLabo 「鳥を知ろう!!」

すぎなみサイエンスLaboも本年度9回目を迎えました。本日のテーマは「鳥」。今回の参加者は「鳥大好き」小学生がたくさん集まってくれました。

公益財団法人・日本鳥類保護連盟から教えに来てくださった岡安先生の話はユーモアいっぱいで、おもしろおかしい鳥のお話に子どもたちも目を輝かせて引き込まれていました。先生が投げかけるマニアック?な質問にもすぐに答えられる子もいて、スタッフ一同もびっくり。本当に鳥が好きなんですね。そんな興味津々の生徒たちに、先生もテンションMAXで鳥の魅力を熱く語ってくださいました。

さらに、先生が持ってきてくださったたくさんの鳥のはく製、羽根、巣、卵などなどに子どもたちは興味津々。見て触って感じることで、より鳥について興味が湧いた様子でした。「鳥っておもしろいでしょ!そのうち、道に鳥の羽根が落ちてたら拾うようになるよ!」と先生。・・・なるかも~~。

2時間では語りきれないほど盛りだくさんな内容で、あっという間に時間が過ぎていきました。最後には毎回恒例の修了証を一人ずつ渡し、今回学んだことをそれぞれに書いてもらいました。「鳥の先祖は恐竜」「ふくろうは飛んだ時、音がしない」「世界最大のダチョウの卵が固いのはお母さん鳥の体重が100キロもあるから」「シジュウカラはイモムシを1年間に12万5千匹食べて人間の生活に役立ってくれている」「カラスは鼻毛?!がびっしりある」「ハシブトガラスはマヨラー!」

うーん、鳥っておもしろい!!

授業が終わってもまだ先生の周りに集まってなかなか帰らない子どもたち。先生も熱心に質問に答えてくださいました。ありがとうございました。

次回のLaboはいよいよ今年度の最終回です。お楽しみに!

すぎなみサイエンスLabo J:COM放送

1月29日に行われました、すぎなみサイエンスLaboの「鳥を知ろう!!」の回にJ:COMの撮影が入りました。放送日は2月1日18時、20時30分、22時30分、2日10時の4回放送されます。J:COMがTVで見れない場合は地域情報アプリ「ど・ろーかる」で1週間ほど視聴可能です。

是非ご覧ください!

なお、「鳥を知ろう!!」の回の様子は次回のブログで詳しくお伝えいたします。

取り急ぎ、お知らせでした!