ラジオ ボラン・て

NPO法人サイン理事長の小山内が杉並区の「ラジオ ボラン・て」にインタビューを受けました。「飛び込んじゃえ」の一言が印象的な、かつNPO法人サインの立上げ当初からの変わらない熱い想いが詰まった内容となっています。もしよろしかったら是非お聞きください!!

かしの木キッズ 初めての避難訓練

かしの木キッズの1学期の活動も半分を終え、毎週元気いっぱいの子ども達が楽しく過ごしています。

さて、今日はかしの木キッズ初めての避難訓練を行いました。実際に地震が来たときは廊下にある防災頭巾をかぶって校庭に避難します。初めての訓練なのでバタつくことを予想していたのですが、普段の学校での避難訓練の成果か、子どもたちはとても手早く防災頭巾をかぶり、ササササーっと校庭へ。おしゃべりしたりふざけたりすることもなく、予定時間を大幅に余らせて避難完了!

時間が余ったので質問タイムを設けたところ、可愛らしくも真剣な質問がたくさん上がりました。「今この瞬間に地震が起きたら?」「かしの木は倒れちゃいますか?」「校舎は崩れちゃいますか?」「うちのママは働いているのでお迎え来なかったらどうしたらよいの?」想像するとちょっと怖いけれど、万が一のことを考えるよいきっかけとなりました。

この後、引き取り訓練も行い、保護者の皆様にもたくさんのご協力頂き、ありがとうございました。実際に避難するような災害が起こらないよう祈るばかりです。

すぎなみサイエンスLabo2023 第1回・鳥っ!

いよいよ今年度の「すぎなみサイエンスLabo2023」が始まりました。今回も200名を超えるたくさんのご応募を頂きました。ありがとうございました。残念ながら落選となられた方、また次回10月、ぜひご応募お待ちしております。

さて、1回目は「鳥の世界へようこそ!!鳥のヒミツ教えます」です。まずはみんなでカラスになってみよう!あっという間にあちこちにハシブトガラスが出現し、鳴き声の大合唱。場が和んだところに、鳥への愛情が溢れ出る岡安先生の流れるようなトークで、次々と鳥のヒミツを教えて頂きます。羽の色は色素構造が壊れなければ何年たっても綺麗なままなんです!キジの羽根(青色)がみんなに配布されました。お家のハンマーでガンガン叩いてみてください。色が消えますので試してみましょう。えぇぇ~やだ~もったいない!

そして、今回の目玉はシマフクロウの巣箱。20キロほどある実物を、先生が台車で運んできてくれました。中には・・小さな雛がいます。巣箱も大きいけど、実物大の写真も大きい!各自配布された3枚のパーツを上手に張り合わせて、実物大のシマフクロウと自分の背と比べてみよう。

次は、実物と色や羽の数が同じスズメやシジュウカラの工作。目に命をいれて(目に●を描く)、指を動かすと鳥が羽ばたいてくれました。先生が、人間の身勝手な乱獲や環境破壊で絶滅寸前までいった種類の再生が、どれだけ難しいことかお話しくださいました。例えば先ほどのスズメ。むかし中国では、稲作のお米を食べてしまうため大々的に駆除したことがありました。その後、たくさんの害虫が発生して作物は大被害。このことから、スズメは害虫もたくさん食べていた事に気づいたのです。鳥と人の深い関係があったのですね。

休憩時間には、みんなで先生の周りを囲んで、次々出てくる羽根や剥製をそっと触ったり、巣箱を身近で観察したり。その後、元気に手を挙げてみんなの質問タイム。最後の質問「鳥の魅力って何ですか?」キターッ!!恐竜から鳥に進化した話など、ずっと聞いていられそうな魅力の数々でしたが、そこで修了証配布の時間になりました。今年度の試みとして、保護者の方にも、最後に先生から今回の内容を説明頂き、様子をご覧頂きました。いかがだったでしょうか?これからは、道端に落ちている鳥の羽根を拾っても、寛容な気持ちで子ども達の興味を見守って頂ければ幸いです。