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すぎなみサイエンスLabo2023「LEDで色のヒミツたんけん」

 すぎなみサイエンスLabo2023、第8回は「ひえじぃ~」こと檜枝光太郎先生の「LEDで色のヒミツたんけん」でした。いつも盛りだくさんの実験を用意してくれるひえじぃ~。今回も時間いっぱい、いや、ちょっとオーバーしてしまうくらい!?ぎっしりと内容の濃い2時間でした。

 まずは色について考えてみます。人によって違う色に見える場合があるという話の中で、あるドレスの写真を配りました。子どもたちには青と黒に見えるドレスが、ひえじぃ~は金と白に見えると聞いた時の子どもたちの驚きのかわいい顔が印象的でした。「ええぇ!これ、白と金に見えるのぉ?」

 3原色の光の足し算の実験を楽しんだ後、最後は正20面体を作って暗室で各面の色を見ました。全ての面に違う色が映り、とても不思議でキレイな正20面体に子どもたちも感動している様子でした。

 楽しい2時間はあっという間に過ぎ、今年度最後のすぎなみサイエンスLaboも無事に終了しました。また来年度も、サイエンスを楽しく身近に感じてもらえるような企画をたくさん考えていきたいと思います。

食育Labo マーマレードジャム作り

今日はサイン食育Laboで初めての企画、マーマレードジャム作りです!校内にたわわに実る夏みかんを子どもたちと一緒に収穫するところから始めました。

皮をむいたとたん、調理室内はなんともいえないさわやかな甘酸っぱい香りでいっぱい。中身を出して、種を取って、皮を刻んで、ぐつぐつぐつぐつ。出来上がったころにはみんなおなかもペコペコです。

用意した食パンに、先生が持参してくださったクリームチーズやチョコレートソースなども一緒にトッピングして頂きました。自分で作ったジャム、作り立てのジャム、家族で作ったジャム、最高です!

すぎなみサイエンスLabo2023「からだの中のしくみ 肺の模型を作ろう」

本日、すぎなみサイエンスLabo2023の第7回「からだの中のしくみ 肺の模型を作ろう」を開催しました。1年半前も同じ内容で開催させていただきましたが、原田佐和子先生のこの講座はいつも大人気で、今回も高い抽選倍率となりました。

まずは「体の中にある物。知っている臓器の名前をあげてみよう」というお題でアイスブレイク。知らないお友達とも打ち解けたところで、福笑い方式で臓器の位置を予想し、原田先生恒例の「臓器エプロン」で答え合わせです。他にもホネホネガイコツくんの作成や肺の模型作りと、ワークショップは盛りだくさん。肺の模型では、横隔膜の代わりとなるゴム手袋を上下に動かして、膨らんだり縮んだりする肺の様子に、子どもたちはみな不思議ながらも楽しんでいる様子でした。

最後は「のどぼとけって何?」など子ども目線のかわいらしい質問もあって、スタッフもほっこりさせていただきました。振り返りで「理科が好きになった」と書いてくれた子もたくさんいました。今日をきっかけに少しでも理科に興味を持ってくれるお子さんが増えたら、スタッフ一同嬉しい限りです。

すぎなみサイエンスLabo2023「草木染×科学 身近な枝葉で染めてみよう!」

すぎなみサイエンスLabo2023第6回は、横山ひろこ先生による「草木染×科学 身近な枝葉で染めてみよう」を開催しました。

皆さんは、身近な植物というと何を思い浮かべますか?公園で見かける植物をグループ毎に書き出していく作業が今回のオープニング。「ん~、ない!」「え~?校庭でもいいし、目に入る植物はいろいろあるでしょう??」「いちょう、たんぽぽ、チューリップ、椿!」等々、野菜も植物ですね!

さて、今回の草木染めで使う材料は、びわです。爽やかな果実やお茶としてもなじみがありますね。ちぎる葉は厚く、枝はかなり固いのでハサミで小さく切って鍋に入れます。そのままぐつぐつ、かき混ぜながら色を煮出していきます。色が出たら、木綿と絹の布を浸し染めていくのですが、途中で色を定着させるためミョウバン液に浸します。色はタンニンに由来します。原子の結合を図で表して結びつきをご説明いただきましたが、中学校で勉強する時にまた思い出してくださいね!先生が一週間前に煮出しておいた液で染めてみると、更に赤く染まります。これは、酸化反応による色の違いです。

最後に、びわで染めた羊毛を使って、クリスマスカードを作りました。素敵なカードを皆さんは誰に渡しましたか?季節や場所によって、一つとして同じ色には染まらない草木染め、お家でもぜひ色々な布を染めてみてください。

すぎなみサイエンスLabo2023「DNAの実験~野菜からDNAを抽出してみよう!」

すぎなみサイエンスLabo2023も後半に入り、5回目となる「DNAの実験~野菜からDNAを抽出してみよう!~」を開催しました。多数の応募を頂きました今回の実験、スタッフも「抽出??DNAって目に見えるものなの?」と興味津々で臨みました。

まずは、おや?田中先生のご両親の写真が!それもとってもよく似ていらっしゃる。その後みんなで両親や祖父母など家族と似ているところを書き出し、それを踏まえて同じグループ内で自己紹介。ふむふむ、顔のパーツだったり性格だったり、皆さん色々思い浮かんだようですね。性質や特徴が受け継がれることを遺伝といいます。生物はたくさん細胞が集まってできていますが、その一つ一つに入っているDNA(デオキシリボ核酸)が、その遺伝に重要な役割を果たします。人間だけでなく、動物も植物も同じだそうです。

それでは、DNAをブロッコリーやチンゲン菜からとりだして目で見てみよう!すりつぶした野菜を抽出液に浸して、じっと待つこと10分ほど。白くモヤモヤしたものが浮かんで来たら、それがDNAのかたまり。繊細な作業のため、見え方には個人差もありましたが、目で見えるなんて本当に不思議ですね!

DNAは二重らせん構造。アデニン(A)とチミン(T)、シトシン(C)とグアニン(G)が必ずペアになります。そのペアを好きな色に組み合わせてプラ板でキーホルダーを作ります。色の塗り方も様々、軍手をはめて熱いプラ板をひねる力も様々、とっても個性的なDNAのキーホルダーができました!

田中先生と藤井先生のお話は盛りだくさんで、あっという間に時間が過ぎてしまいました。もう1つ、細胞のプラ板もありました。間に合わなかった人はお家で完成させてくださいね♪