すぎなみサイエンスLabo2023 第1回・鳥っ!

いよいよ今年度の「すぎなみサイエンスLabo2023」が始まりました。今回も200名を超えるたくさんのご応募を頂きました。ありがとうございました。残念ながら落選となられた方、また次回10月、ぜひご応募お待ちしております。

さて、1回目は「鳥の世界へようこそ!!鳥のヒミツ教えます」です。まずはみんなでカラスになってみよう!あっという間にあちこちにハシブトガラスが出現し、鳴き声の大合唱。場が和んだところに、鳥への愛情が溢れ出る岡安先生の流れるようなトークで、次々と鳥のヒミツを教えて頂きます。羽の色は色素構造が壊れなければ何年たっても綺麗なままなんです!キジの羽根(青色)がみんなに配布されました。お家のハンマーでガンガン叩いてみてください。色が消えますので試してみましょう。えぇぇ~やだ~もったいない!

そして、今回の目玉はシマフクロウの巣箱。20キロほどある実物を、先生が台車で運んできてくれました。中には・・小さな雛がいます。巣箱も大きいけど、実物大の写真も大きい!各自配布された3枚のパーツを上手に張り合わせて、実物大のシマフクロウと自分の背と比べてみよう。

次は、実物と色や羽の数が同じスズメやシジュウカラの工作。目に命をいれて(目に●を描く)、指を動かすと鳥が羽ばたいてくれました。先生が、人間の身勝手な乱獲や環境破壊で絶滅寸前までいった種類の再生が、どれだけ難しいことかお話しくださいました。例えば先ほどのスズメ。むかし中国では、稲作のお米を食べてしまうため大々的に駆除したことがありました。その後、たくさんの害虫が発生して作物は大被害。このことから、スズメは害虫もたくさん食べていた事に気づいたのです。鳥と人の深い関係があったのですね。

休憩時間には、みんなで先生の周りを囲んで、次々出てくる羽根や剥製をそっと触ったり、巣箱を身近で観察したり。その後、元気に手を挙げてみんなの質問タイム。最後の質問「鳥の魅力って何ですか?」キターッ!!恐竜から鳥に進化した話など、ずっと聞いていられそうな魅力の数々でしたが、そこで修了証配布の時間になりました。今年度の試みとして、保護者の方にも、最後に先生から今回の内容を説明頂き、様子をご覧頂きました。いかがだったでしょうか?これからは、道端に落ちている鳥の羽根を拾っても、寛容な気持ちで子ども達の興味を見守って頂ければ幸いです。

キッズ体験日①

今日はかしの木キッズの体験日です。主には新1年生ですが、お友達から「キッズは楽しいらしいゾ!」というウワサを聞いて来てくれた2年生~4年生の子どもたちもいました。

初めての入退くんをピッとしてから、思い思いのおもちゃのある方へ。ボランティアスタッフも全力?で子どもたちと一緒に遊んでくれます。今日はあいにく雨模様だったので、体育館での活動となりましたが、端から端まで駆け回ってストレス発散!でも体力のあり余っている高学年には狭かったかもしれませんね。次のキッズの活動は晴れますように。

2023年度かしの木キッズ スタート

2023年度のかしの木キッズがスタートしました!

今年度は60名が入会、さらに23人が体験にお申込みされ、最終的には80名を超える大所帯になりそうな予感です。

初日の今日、工作のお部屋で折り紙のくす玉に挑戦している6年生男子を発見!30枚の折り紙を使って大きなくす玉を組み立てています。複雑な上に、こっちを差し込むとあっちが抜けてしまったりと、これがなかなか難しいのです。でも最後にはどうにかキレイなくす玉が完成しました。大人のボランティアスタッフにとってもいい頭の体操になりました。

もしご家庭で余っている折り紙がございましたら、是非子どもたちのためにご寄付をお願いできましたら幸いです。

かしの木キッズ 身体を使って遊ぼう!

2月24日は年度末カウントダウンイベント第一弾~身体を使って遊ぼう!~でした。体育館で「じゃんけん列車」「玉入れ」「全員リレー」。今回は大学生のボランティアスタッフが上手に仕切ってくれました。

まずは散らばって二人でジャンケン。すでに皆満面の笑み!負けた人がどんどん後ろについて列が長くなりますが、つかまらずに逃げるのが上手な子も。最後の勝負がついて、一列順番に景品を選びます。今回はぷにぷにのスクイーズや、ピカピカひかる動物の顔のおもちゃ。なくさないように名前を書いて、さあ玉入れ。全学年を紅白に分けて、みんな気合十分。でも鬼退治でも使ったカラーボールは、軽いからかごに入っても弾んで落ちちゃうんです。。。両チームなかなか増えないかごの中。でもやっとコツを掴んだ子が続けていれたところで、「はい!終了」。一回戦より、二回戦の方が紅白共に多く入りました!かごを持った大学生スタッフにも、軽いとはいえボールが当たってちょっと痛い・・二人ともお疲れ様!

全員リレーは、学年ごとに。バトンの代わりにボールを渡すため手から転がって拾ったり、マイベースで走る子も。ゴールテープの代わりの紐にむかって最終ランナーが走りこんで、みんな拍手!リレーに景品はなかったけれど、自由遊びの時間もリレーしたり、玉入れの練習したり、第二部もやる気満々でした。

第二部では希望者が全学年混ざってのリレー。バトンパスも様になっていて、チームメイトには声援も!自由遊びもいいけれど、学年を越えて同じことをやるのも楽しいキッズでした。

すぎなみサインエスLabo「野菜のたねの図鑑をつくろう」

2月19日の「すぎなみサイエンスLabo2022」は最終回でした!あっという間の一年間、色々な「○○が好き!」なお友達が集まってくれましたが、集大成の10回目は「野菜大好き」な皆さんでした。

まずは、田中先生から「いつも食べている野菜の名前を挙げて、分類してみて」との号令に、「はい!キャベツ!」身近ですね~。と、出てくるでてくる!「すいか!いちご!」えっ?果物?いやいや野菜ですね。一番多かったチームは3分間でなんと31種類の野菜の名前を挙げることができました。

先生の答え合わせの後、いよいよ種子植物の種子について学んでいきます。種子植物は、どんな一生を過ごすのか、とても分かりやすい図を前に子ども達の目も真剣です。では、子孫を残すためどんな作戦があるのか。ミニトマトを使って、種の観察です。「わ、トマト嫌い・・」「これ見てるとおなかすいてきた!食べていい?」いやいや我慢しようか、とスタッフ。気づきもたくさん!先生が配ってくれたワークシートも字で埋まっていきます。じゃあ、周りのゼリーがあるのとないのでは、発芽に差があるのかな?先生が用意してくださった発芽の様子、12日間の違いを見るため、毎日種を準備して枯らさないようにして、これをゼリーの有るなしで10箱ずつ用意。先生、枯らさないように12日間は長かったですね・・・自分たちの子孫をより多く残すために、トマトがとった作戦には、①たねを衝撃から守る構造、②環境が整うまで発芽しない、③たねを運んでもらう、と3つあることをお話しくださいます。

そして、色々な野菜の種を使用して図鑑を作ります。まずはルーペで種の観察をして、先生が用意したとてもかわいい台紙に貼っていきます。「ブロッコリーとキャベツの種は見分けがつきにくいから、気をつけて!」本当にまるで同じ、でもよく見るともちろん違って、双眼実体顕微鏡でもその違いを確認します。ルーペの使い方は意外と難しく、みんな顔がテーブルにつくくらい一生懸命!図鑑にボンドでつけるのも、一粒ずつ載せていく子、ササっときれいに貼っていく子と、それぞれ趣の違う図鑑ができあがりました。お土産のゴマと豆苗の種、みんなのお家で大きな苗になるかな?

LaQに挑戦

かしの木キッズにはたくさんのおもちゃがありますが、その中に「LaQ(ラキュー)」というパズルブロックのおもちゃがあります。ブロックといっても、パーツはとてもとても細かくて複雑で、変な形の部品もどうやって使うか正直ちんぷんかんぷん。なかなか手が出し辛いのであまり人気がないのですが、今日は5年生の男の子が器用にシャチを作ってくれました。完成図の写真から、見えない側面の部分も想像して組み立てていて、大人たちも感心。途中、尾ひれが取れたり背びれが付かなかったりで苦労した様子でしたが、さすがは5年生、すごい!それにすばらしい集中力でした。

これをきっかけに、LaQの作品集の本も買ってみました。レゴも相変わらずの人気ですが、今後はLaQにもたくさんの子どもたちに挑戦してもらいたいです。

「鬼は外」と「福は内」

2月3日節分のかしの木キッズでは豆まきイベントを行いました。

まずは「鬼は外」。鬼のお面をかぶったボランティアスタッフに、カラーボールを投げて「鬼は外~!」。学年ごとに行いましたが、3年生の本気モードがコワい!目がマジです!特に男子はボールを投げる力も強いので、1・2年生よりも投げる線を下げさせてもらいました(笑)鬼達もウチワやラケットで応戦です。

そのあとは「福は内」。小袋に入った豆をスタッフが投げ、子どもたちが拾い・・・いや、もう奪い合いです!必死で取ろうとする子どもたちがとても可愛らしく、でも滑稽で、思わず吹き出してしまいました。やっぱり1つでも多く欲しいよね。終わった後は多くとった子が少なかった子に分けあったり、微笑ましい光景もありました。

そしてとても嬉しいことがもう一つ。本日は現役の女子大生が5名もボランティアに来てくれました。しかもそのうちの4名はここの小学校の卒業生で同級生、中にはキッズの卒業生も!同級生同士でボランティアに誘い合ってくれたようです。横でつながって縦でつながって・・・私たちNPOサインが目指していた形でもあります。これからも地元・地域に貢献できる活動を続けていけたら嬉しいです。

すぎなみサイエンスLabo 「鳥を知ろう!!」

すぎなみサイエンスLaboも本年度9回目を迎えました。本日のテーマは「鳥」。今回の参加者は「鳥大好き」小学生がたくさん集まってくれました。

公益財団法人・日本鳥類保護連盟から教えに来てくださった岡安先生の話はユーモアいっぱいで、おもしろおかしい鳥のお話に子どもたちも目を輝かせて引き込まれていました。先生が投げかけるマニアック?な質問にもすぐに答えられる子もいて、スタッフ一同もびっくり。本当に鳥が好きなんですね。そんな興味津々の生徒たちに、先生もテンションMAXで鳥の魅力を熱く語ってくださいました。

さらに、先生が持ってきてくださったたくさんの鳥のはく製、羽根、巣、卵などなどに子どもたちは興味津々。見て触って感じることで、より鳥について興味が湧いた様子でした。「鳥っておもしろいでしょ!そのうち、道に鳥の羽根が落ちてたら拾うようになるよ!」と先生。・・・なるかも~~。

2時間では語りきれないほど盛りだくさんな内容で、あっという間に時間が過ぎていきました。最後には毎回恒例の修了証を一人ずつ渡し、今回学んだことをそれぞれに書いてもらいました。「鳥の先祖は恐竜」「ふくろうは飛んだ時、音がしない」「世界最大のダチョウの卵が固いのはお母さん鳥の体重が100キロもあるから」「シジュウカラはイモムシを1年間に12万5千匹食べて人間の生活に役立ってくれている」「カラスは鼻毛?!がびっしりある」「ハシブトガラスはマヨラー!」

うーん、鳥っておもしろい!!

授業が終わってもまだ先生の周りに集まってなかなか帰らない子どもたち。先生も熱心に質問に答えてくださいました。ありがとうございました。

次回のLaboはいよいよ今年度の最終回です。お楽しみに!

すぎなみサイエンスLabo J:COM放送

1月29日に行われました、すぎなみサイエンスLaboの「鳥を知ろう!!」の回にJ:COMの撮影が入りました。放送日は2月1日18時、20時30分、22時30分、2日10時の4回放送されます。J:COMがTVで見れない場合は地域情報アプリ「ど・ろーかる」で1週間ほど視聴可能です。

是非ご覧ください!

なお、「鳥を知ろう!!」の回の様子は次回のブログで詳しくお伝えいたします。

取り急ぎ、お知らせでした!

2023年のキッズも元気いっぱい!

2022年2学期のかしの木キッズも無事に終了し、残すは3学期のみとなりました。昨年は新型コロナなどに活動を邪魔されたりもしましたが、今年はすべて予定通りの日程で活動できています。

本格的に寒くなり校庭でのスタッフ見守りもなかなか大変な季節になってきましたが、子どもたちは元気いっぱい外で駆け回っています。走りすぎて暑すぎて、半袖の子もちらほら。すごいなぁ!でも風邪ひかないでね~。